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バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

2024.6.25| #コバ補修#ビフォーアフター#ブランドバッグ修理#持ち手補修#財布リペアスタジオ

愛用のブランドバッグや財布を毎日使っているうちに、いつの間にか『フチの部分がベタベタになっている…』『持ち手のフチがボロボロに…』なんてことはありませんか。

このベタベタは、単なる汚れではなく、バッグや財布の寿命に関わる重要な問題でもあります。フチがボロボロの状態もそのまま放置しておくとバッグや財布が使えなくなる危険性も。

今回は、このフチのベタベタの原因は何かを解明しながら、その解決策である「コバ修理」について詳しく解説していきます。

このコラムを読めば、お手持ちのバッグや財布のベタベタの原因、ボロボロになってしまったフチ回りをどう修理できるのかもわかるはずです。

それではいってみましょう。

バッグ・財布のベタベタ、その正体は?

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あなたが持っているブランドバッグや財布のフチがベタベタする現象、実はこれには名前があります。それは「コバ溶け」と呼ばれています。この現象は、革製品の耐久性と見た目の美しさを損なう厄介な問題です。

革製のバッグや財布がベタベタする場合、コバに塗られた塗料が原因である可能性が高いです。

そもそも「コバ」とは?

バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

「コバ」という単語を聞いたことがあるでしょうか。なかなか馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご紹介いたします。

「コバ」とは、【革製品のフチの部分】を指す専門用語です。

具体的にはバッグや財布の端の、断面が見える部分のことを言います。この部分は、革の裏側が露出しているため、そのままでは劣化しやすく、見た目も良くありません。そのため、製造過程で特殊な加工が施されています。その代表的なものがコバにコーティング剤を塗ることです。このコバ部分がベタベタになったり、ボロボロになったりするのです。

【どうしてそうなる?】「コバ」がベタベタする原因

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コバは断面が見えないように塗料が塗られており、その塗料(コバ剤)には、革製品に柔軟性を与えながら乾燥を防ぐための「加脂剤」が入っています。この加脂剤が ”加水分解” を起こしてしまうことで劣化し、ベタつきが発生してしまうのです。”加水分解” とはその名の通り、水分が加わることによって分解反応が起こることです。これがベタつきの正体です。

特に湿気の多い時期のバッグ・財布の保管には注意が必要です。

クローゼットなどに長期間しまう場合、定期的に換気をしたり、乾燥剤を置くなどして湿気を除去することが効果的です。バッグやお財布の中に市販の乾燥剤を入れておくこともおすすめです。また、保管する際にはブランドの袋や箱から出した状態で、できれば不織布の袋に入れて保管することが良いでしょう。湿気の多い日本だからこそ、定期的なメンテナンスが必要です。お気に入りのブランドバッグやお財布を長く使い続けるために、意識しておきましょう。

ベタベタするだけじゃない!ボロボロに剥げる【コバ割れ】

バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

コバは加水分解を起こすことで溶けてしまい、ベタベタになるとお伝えしましたが、コバはボロボロに剥げてしまうこともあります。特に持ち手の部分に起こりやすい問題ですが、ベトベトする場合と異なり、『まだ使えるから…』と放置してしまいがちです。

【どうしてボロボロに?】コバ割れが起こる原因

バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

コバ割れが起こる原因はさまざまですが、ここでは主に5つの原因をあげてみましょう。

◼︎経年劣化

時間の経過とともに、コバに施された加工が自然に劣化していきます。どんなに高品質な製品でも徐々に劣化していきますが、その進行速度は製品の品質や使用環境によって大きく異なります。目にみえる劣化が始まった場合にはメンテナンスが必要です。

◼︎紫外線

日光に含まれる紫外線は、コバの劣化を促進します。特に直射日光にさらされる時間が長いほど、影響が出てきます。紫外線は革や合成素材にダメージを与え、色褪せや硬化を引き起こすため、コバ部分が脆くなり、亀裂や剥離が生じやすくなるのです。日常生活では気づきにくいですが、例えば車内に長時間放置された鞄などは、紫外線による劣化が特に進みやすいと言われてます。

◼︎摩擦

日々の使用による摩擦で、コバの表面が徐々に磨耗していきます。特にバッグや財布などの頻繁に使用する製品は、テーブルや衣服との接触、出し入れの際の摩擦などにさらされます。摩擦により、コバの表面が少しずつ磨耗していくため初めは目立たない程度でも、時間とともに表面の保護層が薄くなっていくことがあります。

◼︎湿気

高湿度環境は、コバの劣化を著しく加速させます。特に梅雨時期や浴室近くでの保管は要注意です。湿気は加水分解の原因にもなるため、汗や雨にさらされた後は早めの対処が必要となります。革製品を濡らしてはいけないと言われるのも湿気によるダメージを防ぐためです。

◼︎温度変化

急激な温度変化は、コバの収縮と膨張を引き起こし、亀裂の原因となります。温度が上昇すると素材が膨張し、低下すると収縮します。この「膨張」と「収縮」のサイクルが繰り返されることで、コバの内部に微細な亀裂が生じ、やがて目に見える割れへと発展してしまいます。例えば、冷暖房の効いた室内と外気温の差が大きい環境での使用や、季節の変わり目における不適切な保管方法などをすることで、コバに大きなストレスを与えてしまうので注意が必要です。


これらの要因が重なり合って、コバ割れが進行していきますが、経年劣化以外はメンテナンスにきをつけていれば防げる場合もあります。定期的なメンテナンスを怠らないようにすることがコバ自体、そしてお気に入りのバッグやお財布を守ることにも繋がります。

【放置するとどうなる?】コバ割れの影響

とはいえ、コバ割れをした場合にはベタベタする時と異なり、放置してしまいがちなことも事実としてあります。しかし、コバ割れは一度始まるとどんどん進行していきます。その過程と、バッグや財布に与える影響について見ていきましょう。

◼︎コバ割れの進行過程

初期段階:フチがわずかにベタつき始め、光沢が失われます。

中期段階:ベタつきが顕著になり、色が変わり始めます。小さな亀裂も見られるようになります。

後期段階:大きな亀裂が入り、フチの部分がボロボロと剥がれ落ちるようになります。

最初は少しずつではあるかもしれませんが、確実に変化が起きています。気がついた時には時すでに遅し…とならないように注意が必要です。

◼︎バッグや財布への影響

コバ割れは、単に見た目の問題だけではありません。修理せずに放置してしまうことで深刻な影響を及ぼす可能性があります。

耐久性の低下

フチの部分から革が劣化し始め、全体の強度が落ちていきます。

バッグ・財布の中身への悪影響

剥がれ落ちたコバの破片が中身を傷つける可能性があります。

使用感の悪化

ベタベタしたフチは不快な触感を生み、使用時のストレスになります。

価格の下落

コバ割れは、バッグや財布の価値を大きく下げてしまいます。特に、ブランド品の場合はその影響が顕著です。使わなくなったバッグやお財布を譲りたいとなったときに価値を下げないための努力も必要となりmす。

このように、コバのベトベトやボロボロを放置してしまうことによって、せっかくのブランド品の質が損なわれるだけでなく、最悪の場合使用ができなくなってしまうこともあります。コバに異変を感じたら、そのまま放置せずに「コバ修理」をすることをおすすめします。

ベタベタ・ボロボロも解決!コバ修理とは

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愛用しているバッグや財布のベタベタ・ボロボロを解決する最も効果的な方法が「コバ修理」です。ここでは、コバ修理の概要と、その重要性について説明します。

コバ修理とは、劣化したバッグや財布のフチ(コバ)を専門的な技術で修復する作業のことです。単なる表面的な処理ではなく、コバの構造自体を再生させる高度な技術が必要とされます。

コバ修理の基本的な流れ

1)診断

    まず、製品全体の状態を細かくチェックします。コバ割れの程度だけでなく、革の種類、色、全体的な劣化状況なども確認します。これにより、最適な修理方法や使用する材料を決定します。

    2)クリーニング

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       コバとその周辺を専用のクリーナーで丁寧に清掃します。長年の使用で付着した汚れや油分を完全に除去することで、後の工程がスムーズに進みます。

      3)古いコバの除去

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         専用の工具を使って、劣化したコバを慎重に取り除いていきます。この作業は、革本体を傷つけないよう細心の注意を払いながら行います。

        4)下地処理

           コバを取り除いた部分に、新しいコバをしっかりと定着させるための下地処理を施します。革の端を整え、必要に応じて補強を行います。

          5)新しいコバの形成

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             専用のコバ材を使って、新しいコバを形成していきます。この工程では、コバの形状や厚みを均一に保つことが重要です。複数回に分けて塗布し、乾燥させながら理想的な形に仕上げていきます。

            6)仕上げ

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               最後に、色合わせや表面処理を行います。元の製品の色や質感に合わせて丁寧に調整し、違和感のない仕上がりを目指します。必要に応じて、撥水加工なども施します。

              このような工程でコバ修理は行われています。

              コバ修理でここまで甦る!修理専門店の修理事例

              バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

              では実際にコバ修理をプロにお願いすると、どこまで綺麗になるのか、修理専門店の事例を見てみましょう。

              【ベタベタ】修理実例|ルイヴィトン ハンドバッグ 持ち手のコバ溶け

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              持ち手のコバ部分がベタつくということでご依頼をいただいたハンドバッグです。ルイ・ヴィトンはコバが溶けやすいと言われています。このハンドバッグも剥がれてベタベタになってしまっていました。このまま使用するとベタベタする不快感が続くためすぐにでも修理が必要でした。

              修理後 ▶︎コバを塗り直して綺麗元通りに!

              ヴィトン ルイヴィトン ハンドバッグ 持ち手 コバ コバ溶け コバ補修 補修 修理事例 ビフォーアフター

              持ち手のコバを塗り直し綺麗になりました!継ぎ目が綺麗にコーティングされて再び使用できるバッグとなったようです。コバが溶けてしまうと洋服について落ちなくなってしまうこともあるため、少しでも柔らかくなってきたり、ベタついてきたらすぐに修理の相談をされることをおすすめします。

              【ベタベタ】修理実例|ゴヤール サンルイトートバッグ コバ溶け

              ボッテガ サンルイ トートバッグ 持ち手 持ち手補修 コバ コバ補修 ブランドバッグ修理 修理事例 ビフォーアフター

              持ち手のコバが溶けてしまい、ベタつきが発生してしまっておりました。見るからにダメージを受けている状態で、このまま使用をするのも難しいほどだったようです。そのまま使っていると肩にかけた時などに洋服まで汚れてしまいます。しかもその汚れも落としにくいのです。そのため、溶けてしまったコバがあちこちについてしまう前に早めの修理が必要です。

              修理後 ▶︎ 持ち手のコバが綺麗に蘇りました!

              ボッテガ サンルイ トートバッグ 持ち手 持ち手補修 コバ コバ補修 ブランドバッグ修理 修理事例 ビフォーアフター

              コバがベタベタになるのには湿度が大きく関係しています。雨の多い季節や蒸し暑くなって来るとコバが溶けやすくなるため注意が必要です。少しでもコバが柔らかくなってきたと感じた場合にはまずは相談だけでもしてみましょう。あなたの愛用品もこのサンルイトートのように綺麗な持ち手になって手元に戻ってくるかもしれません。

              【ボロボロ】修理実例|ルイヴィトン 持ち手のコバ割れ、剥がれの塗り直し

              バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

              バッグの持ち手がボロボロになり、剥がれ落ちてしまっています。剥がれが進行してきているため、このまま放置しておくと全てのコバ部分が剥がれ落ちてしまい、バッグ自体の強度が保てなくなる可能性が高いです。

              修理後 ▶︎ コバも元通りに、見た目の美しさも取り戻しました!

              バッグ・財布のフチがベタベタ・ボロボロになったら【コバ修理】がおすすめ

              綺麗にコバが直りました。どんなにボロボロの状態であったとしても、プロに確認してみるとまだ治せるものかもしれません。自分で判断してしまう前に、修理専門店に相談してみると問題が解決するかもしません。手放す前にまず相談してみましょう。

              【ボロボロ】修理実例|ルイ・ヴィトン カードケース コバ補修コーティング

              ヴィトン ルイヴィトン カードケース コバ修理 破れ 補修 修理事例 ビフォーアフター

              お財布のコバが綺麗に剥がれ落ちてしまっています。このままにしておくといずれ財布がバラバラになってしまいそうです。コバを修理せずに放置しながら使用することで、剥がれたコバ部分から汚れが入ったりなど別の被害を及ぼします。剥がれがこれ以上大きくなる前に修理が必要です。

              修理後 ▶︎ コバのコーティングが元通りに!

              ヴィトン ルイヴィトン カードケース コバ修理 破れ 補修 修理事例 ビフォーアフター

              今回、お財布のフチのコバが剥がれていたため、コバのコーティングをお直ししました。それだけでなく、コバが剥がれたことによって糸もほつれてしまっていたので、縫い直しをして綺麗になりました。塩化ビニル樹脂などを使っているシリーズは、コバが擦れてしまった状態で使っていると塩化ビニル部分まで欠けてきてしまいます。革と違い修復が難しいため、コバの擦れや割れは早めに相談することで、コストを抑えた修理ができる可能性も高いため気がついた時点で修理を検討しましょう。

              プロによるコバ修理のメリット

              いざ、コバ修理をお願いしようと思っても初めて依頼する場合、なかなか勇気が出ない場合もあるかもしれません。ここではプロのリペア職人に依頼することでのメリットをお伝えします。

              ◼︎高品質な仕上がり

               プロの技術者は、長年の経験と専門知識を持っています。そのため、美しく耐久性の高い仕上がりを実現できます。修理事例にもあったような仕上がりを求めるのであれば、間違いなくプロにお任せするのが良いでしょう。

              ◼︎適切な材料の使用

              修理をする場合、ブランド製品の革の種類や状態に合わせて、最適な修理材料を選択する必要があります。これにより、長持ちする修理が可能になるのです。どんな修理材料が必要かは経験を積んだリペア職人が適切な形で選択してくれるため、お任せできることも安心です。

              ◼︎革本体へのダメージ防止

              もしも自分で修理をしようと思った場合、素人の修理では革本体を傷つけてしまうリスクがあります。革が傷ついてしまった場合には修理で直せなくなったり、別の修理が必要になり費用が余計にかかってしまうことも。プロは細心の注意を払いながら作業を行うため、そのようなリスクを最小限に抑えられることもメリットの1つです。

              ◼︎トータルケアができる

              プロにお任せすることでコバ修理だけでなく、必要があればその他の修理もお願いすることができます。その際に、製品全体のケアやアドバイスも提供してくれることもあるため、これによりバッグや財布の寿命をさらに延ばすことができるでしょう。

              逆にデメリットとすれば「費用がかかる」ことかもしれませんが、修理をしてお気に入りのバッグや財布が再び使用できるようになるのであれば、それ以上のメリットがあると感じられるはずです。修理について気になることがあれば、まずは修理専門店にお問い合わせをしてみることをおすすめします。

              【ベタベタ・ボロボロ】コバの異変に気がついたらすぐに修理を

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              バッグや財布は、私たちの日常生活に欠かせない大切なアイテムです。特に、お気に入りのブランド品や思い出の品は、できるだけ長く使い続けたいですよね。

              コバ溶け・コバ割れによるベタベタ・ボロボロは、早めの対処をすることで解決ができる問題です。今までは『もう使えなくなってしまった…』と諦めていたバッグや財布も、修理に出すことで再び使えるようになるかもしれません。

              バッグや財布のベタベタ・ボロボロに少しでも気がついたら、躊躇せずに修理を検討しましょう。大切な製品であればプロのリペア職人による修理がおすすめです。適切な修理を施すことでブランド製品の寿命を大幅に延ばし、お気に入りを長く使い続けることができます。

              プロのリペア職人による高品質な修理で、まるで使い始めた当初のような見た目や使い心地をぜひ取り戻してくださいね。

              REPAIR THING

              店舗名:REPAIR THING
              所在地:〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町8-15 キシモトビル401
              電話番号:082-500-5160
              営業時間:10:00 – 18:00(日・月曜休業)
              https://www.repairthing.jp/

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